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人生

AorBで悩んだとき

taiyo

人生を歩む過程では、数多くの選択を迫られる局面がある。

その選択は、大きく2つの種類に分類することができる。

一つ目は、すでに先人が経験しており、自分には先が見えなくとも相談相手には答えが見えている「最初から正解が決まっている選択」だ。

もう一つは、就職か独立かといった、正解が存在せず、どちらに進んでも後悔する可能性を多分に孕んでいる「答えのない選択」である。

過去の私の傾向として、前者の場合であっても「自分で試さなければ気が済まない」という性格から、周囲の助言とは反対の道を選んでしまうことが多々あった。

しかし、そこには決定的な誤りがある。
自分が納得いくまで「その答えに至る根拠」を深く聞いていないことだ。

納得できていないからこそ、アドバイスと逆の行動をとってしまうのである。
例えば、誰もが「赤信号を渡れば危険である」という根拠を理解し納得しているからこそ、信号を無視しない。それと同じだ。

言われた表面的な指示だけをなぞり、自分で深く考えようとしない人は、結局のところ根拠の本質に触れられず、結果として遠回りをすることになる。

動き出す前に、自分が納得するまで理由や根拠を突き詰める姿勢が不可欠なのである。

一方、後者の「答えが決まっていない選択」における基準はシンプルだ。

ありきたりではあるが、「どちらが面白そうか」で選ぶのがベターである。

あるいは、どちらを選んでも失敗するリスクがあるならば、失敗したときに笑い飛ばせたり、より自分の血肉(経験)になったりする方を選ぶべきだ。

おそらく周囲は結果だけを見て「あっちの道の方が良かったのではないか」と評価してくるかもしれないが、一切耳を傾ける必要はない。

プロセスを見ずに結果論だけで語る他者の評価など、物事の本質を捉えていないからだ。

要約すると、
AかBかで悩んだとき、先人による答えがあるならば、納得のいくまで根拠を調べてから動いても遅くはない。

そして、答えがない未踏の道であれば、周囲の評価は気にせず、自分の心が躍る方を選ぶべきだ。

何より、自分で選んだ道の結末を他人のせいにしてはならない。
その道を選択したのは、他の誰でもない自分自身なのだから。

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