時間に「追われる」のではなく、「追う」立場になれ。
皆さんは、「もっと自由な時間が欲しい」と切望していませんか?
ここで、ひとつ質問です。 あなたの自由を奪っている「真犯人」は何でしょうか。
「生活のために働かなければならないから」
「仕事の量が多くて、大半の時間を取られてしまうから」
そう答えるかもしれません。 しかし、解決すべき本当の問題は、仕事量でも環境でもありません。 あなたの「時間管理能力」、ひいては「仕事の定義」そのものにあります。
「業務をこなすこと」は仕事ではない
多くの人は、「目の前の業務を片付けること」を仕事だと思い込んでいます。 ですが、あえて厳しい提案をしましょう。
今日から、「この時間以降は絶対に仕事をしない」というデッドラインを強制的に決めてください。
なぜか。 本当の「仕事」とは、手を動かすことではなく「考えること」だからです。
考える時間を確保しない限り、業務の効率が上がることはありません。 工夫も改善も生まれないまま、ただ押し寄せるタスクに飲み込まれていく。 これが「時間に追われている」状態の正体です。
反対に、自ら時間を区切り、思考の時間を捻出すること。 これこそが「時間を追う」
ということです。
歴史が証明する「思考の力」
「考えることこそが最大の仕事である」と証明した、2人の偉人の例を紹介します。
1. パナソニック創業者・松下幸之助
彼は決して、人一倍タフだったわけではありません。むしろ非常に病弱でした。 しかし、寝込んでいる間、彼は休みなく「頭」を使い続けました。
彼はこう言いました。 「社長になったら、仕事(作業)をしてはいけない」 当時は誰もその真意を理解できなかったでしょう。しかし、彼は「経営者がすべきは作業ではなく、考え抜くことだ」と確信していたのです。その思考の蓄積が、一代で巨大企業を築き上げました。
2. ジョセフ・ケネディ(ケネディ大統領の父)
彼もまた、医師から「このままでは半年の命もない」と宣告されるほど体が弱く、強制的に「休むこと(ゴルフをすること)」を命じられました。
しかし、彼はゴルフをしている間、ただ遊んでいたわけではありません。 必死に考え、閃いたのです。 「株式市場があるなら、商品の取引市場があってもいいはずだ」と。
病で動けなかった彼らが、なぜ歴史に名を残すほどの成果を出せたのか。
それは、「作業を捨てて、思考に命をかけた」からです。
結論:あなたは今日、何を「考え」ましたか?
「忙しくて考える暇がない」と言うのは簡単です。 ですが、その「忙しさ」は、あなたが思考を放棄した結果として生まれているのかもしれません。
時間は平等に流れます。 それを「奪われる対象」にするのか、「支配する道具」にするのか。
今日から、作業の手を止める勇気を持ってください。 「時間に追われる」のをやめ、自ら「時間を追い」始めたとき、あなたの人生は劇的に好転し始めます。
